あたしはその場に座りこんだ…… はぁ…… ドキドキした…… 告白ってこんなにもドキドキするんだ…… それに断るのってこんなにも体力使うんだ…… 「はぁ……はぁ……」 あたしはしばらく その場から動けなくなった…… 立とうとしてもなかなか足に力が入らなくて、座ったままだった…… 「舞衣?何してるんだ?」 「お兄ちゃん……」 「はい、大丈夫か?」 そう言いながら手を差し伸べてくれた。