「俺に甘えてて。」 めがねを外したコウくんは少し俺様っぽい…… いつも冴えないのに、 こんなかっこいいなんて… ちょっと調子狂うよね… 「う、うん。ありがとう……」 それから何も話さないまま、家に着いてしまった…… 「あ、コウくんありがとう、ここなんだ!」 「そうか。」 「ホントありがとうね!!それじゃね。」 と、コウくんに背を向けた時だった…… えっ……??