「アイツはお前の中でもこの星空の中でも ずーっと永遠に一番なんだよ。」 …… 「コウくん……」 「桜井もまた舞衣の事をずっと一番に想ってるさ。夫の俺よりな。」 コウくんはそう言いながら一番輝いている星を見つめた。 「そんな。コウく…… 耕太は、あたしの事想ってくれてるよ! 蒼と同じくらい。ううん、もしかしたら それ以上に。分かるもん。あたし。」 「舞衣……ありがとう……」 「あたしちゃんと蒼とさよならするね!!」 そうコウくんに伝えて星を見た。