「なんでみんな死んじゃうの……」 「舞衣、俺はいなくならない。」 コウくんはあたしを強く抱きしめてくれた。 今優しくされると甘えちゃう…… ダメなのに…… 甘えたくないのに…… 「舞衣、 今は我慢しなくていいんじゃないか?」 そんなコウくんの優しい言葉。 「コウくん……っ」 あたしはコウくんの腕の中で涙を流した。