蒼が亡くなってから3日が経った。 蒼の部屋に招かれたあたしは蒼のお母さんから手紙を受け取った。 封筒には蒼の字であたしの名前が丁寧に書かれていた。 【桐谷舞衣様】 封筒の後ろには蒼の名前。 【桜井蒼】 「……ひっく……っ…っあお……いっ……」 あたしはその手紙を読む事はできなかった。 だって悲しくて。 辛くて。