「それじゃあ、帰ろう!! てか舞衣たち、いちゃいちゃしなーい!!」 「帰るぞー」 未唯と圭、新谷くんは歩き始めた。 コウくんはあたしに小さな紙を渡してみんなの元へ走っていった。 蒼とあたしもみんなを追いかけるかのように ついて行った。 左手に渡されたちいさな紙。 なんだろう…… 「行くか。舞衣。」 ぎゅっ 蒼の大きな手。 この手大好き。 もう離したりしない…… 絶対に!!