──……キーンコーン…… やっと授業終わりのチャイムが鳴り響いた。 廊下の壁に反響して耳が痛いほどうるさかった。 「相川、桐谷、お前ら今日は補習だ。 帰んなよー」 そう言って先生は去って行った。 あたしは別によかったけど、未唯が…… 「いやだいやだ!!なんでー!!」 「教えるよ。」 「もう、舞衣大好き!!」 そう言って抱き着いてくる未唯。 あたしの方が背が低いため未唯は抱き着きにくそうだった。 「舞衣、」 教室の入り口の前で教室から出てきたコウくんに話しかけられたあたし。