「信也さん、俺どこか悪いんすか?」 車の中で信也さんに聞いた。 「まだわからない、だから調べるんだ。 頭痛とかは無いかい?」 「あります。さっきも……」 ズキ 「ってーっ!!」 「蒼くん?大丈夫?」 「頭……が……」 痛い…… 「ついたから!!」 信也さんは車から降り外で話している声が聞こえる。 この声…… 親父……? 相手は親父か……