その勢いで蒼を押し倒してしまった。 「ありがとう!!蒼!!嬉しい!!これ大事にするね!!!」 あたしは蒼の上にまたがったまま笑顔でお礼を言った。 「舞衣、」 「え?あぁ!ごめんっ!!」 上に乗っていたことをすっかり忘れてた!! 「いいよ。」 「ねえ、なんで、あたしの家って言ったの??」 「お前が俺とならどこでもいいとか言うから、 思い浮かんだのが舞衣の家だった。」 思い浮かんだのがあたしの家…… それ凄く嬉しい。 あたし……蒼にべた惚れだ……