「おはようお兄ちゃん!」 「おはようございます。昨日はありがとうございました……」 蒼はあたしの隣でお兄ちゃんに深々とお辞儀した。 「おはよう舞衣、蒼くんも。 もう大丈夫かい??」 「はいおかげさまで……」 「そっか、よかった。」 お兄ちゃんと蒼が話をしている間にあたしは食卓に座り朝ご飯を食べ始めた。 「お兄ちゃん!!美味しいっ~!!」 「よかった」 お兄ちゃんはあたしに向かって笑ってくれた。