「蒼!!お父さんから電話!!」 「え?親父??」 やっと起きた…… 「うん……」 「出るわ。」 蒼はそう言ってあたしの部屋から出て行った。 …… 蒼、なんか曇った顔してた…… なんでだろう…… 「悪い、」 「ううん」 そう言いながら戻ってきて、 ベッドを背もたれに座ってるあたしの隣に座った蒼。 ち、沈黙…… しばらく何も話さない空気が続く。