俺の要求に彼女は黙ってしまった。
今までは彼女の方がリードしていたというのに、いざとなるとこの反応。
意外というか、ギャップがまた良いと思う俺は、もう彼女の虜だとしか言いようがない。
「……美沙、呼んで」
もう一度催促すると、観念したのか、腕の中で小さく身じろぎをし、大きく息を吸ったのが分かった。
「れ…礼央……さん」
自分で言わせといてあれだけど、思っていた以上に心臓に直接ガツンとくる感じ。ドクン
そして、照れているのが明らかに分かる様子に、すごく喜んでいる俺がいた。
「やばい…かなり嬉しいもんだね。俺のって感じがして」
「私はなんか恥ずかしいです」
正直に思っていることを伝えた。
「今日から俺の彼女でいいんだよね?」
大事な事を確認したかった。実感が欲しいって言うのが本音。
「もちろんですよ。私もすごく嬉しいです。ずっと好きだったんですから」
「これからよろしくね」
「こちらこそよろしくです」
固まっていたはずの彼女が、俺の背中に手を回して、抱きしめ返してくれた。
ぎゅっと俺の背中の洋服を握り締めているところが、俺のツボだったりする。
今までは彼女の方がリードしていたというのに、いざとなるとこの反応。
意外というか、ギャップがまた良いと思う俺は、もう彼女の虜だとしか言いようがない。
「……美沙、呼んで」
もう一度催促すると、観念したのか、腕の中で小さく身じろぎをし、大きく息を吸ったのが分かった。
「れ…礼央……さん」
自分で言わせといてあれだけど、思っていた以上に心臓に直接ガツンとくる感じ。ドクン
そして、照れているのが明らかに分かる様子に、すごく喜んでいる俺がいた。
「やばい…かなり嬉しいもんだね。俺のって感じがして」
「私はなんか恥ずかしいです」
正直に思っていることを伝えた。
「今日から俺の彼女でいいんだよね?」
大事な事を確認したかった。実感が欲しいって言うのが本音。
「もちろんですよ。私もすごく嬉しいです。ずっと好きだったんですから」
「これからよろしくね」
「こちらこそよろしくです」
固まっていたはずの彼女が、俺の背中に手を回して、抱きしめ返してくれた。
ぎゅっと俺の背中の洋服を握り締めているところが、俺のツボだったりする。



