俺の担当になるらしい彼女の名前は小川 美沙。
リハ3人組の話しによると、年齢は25歳か26歳。
とにかく俺の2歳年下になるらしい。
そして彼女は……俺が気になっている相手。
見た目はもちろんだけど、最近急に彼女の存在が気になりだしていた。
リハの飲み会に時々俺も参加するけれど、そこに彼女も必ず居た。
数年前に何度か話しただけで、その時の事を妙にはっきりと覚えていた俺は知らないうちに彼女を観察してしまっていた。
俺の同期の井上の隣で、いつもニコニコ笑って、ちびちびと甘いカクテルを飲んでいる。
甘いお酒ばかり頼んでいる彼女に、お酒苦手なのかな?とか、ただそんな事を思ったのが最初だった。
ふと彼女のほうを見ると、ばっちりと目が合って、そうすると彼女はにっこりと微笑んでくれるのだ。
そして何事も無かったかのように、また井上と話をしていた。
俺と目が合ったときの反応を見る限り、香坂の言っていることは信じられない。
こんな出来事が何度も続くうちに、いつの間にか彼女の存在自体が気になるようになっていた。
ただ、接点がない俺にとって少しだけ気になる相手という位置づけだったはずなのに。
今までは……
リハ3人組の話しによると、年齢は25歳か26歳。
とにかく俺の2歳年下になるらしい。
そして彼女は……俺が気になっている相手。
見た目はもちろんだけど、最近急に彼女の存在が気になりだしていた。
リハの飲み会に時々俺も参加するけれど、そこに彼女も必ず居た。
数年前に何度か話しただけで、その時の事を妙にはっきりと覚えていた俺は知らないうちに彼女を観察してしまっていた。
俺の同期の井上の隣で、いつもニコニコ笑って、ちびちびと甘いカクテルを飲んでいる。
甘いお酒ばかり頼んでいる彼女に、お酒苦手なのかな?とか、ただそんな事を思ったのが最初だった。
ふと彼女のほうを見ると、ばっちりと目が合って、そうすると彼女はにっこりと微笑んでくれるのだ。
そして何事も無かったかのように、また井上と話をしていた。
俺と目が合ったときの反応を見る限り、香坂の言っていることは信じられない。
こんな出来事が何度も続くうちに、いつの間にか彼女の存在自体が気になるようになっていた。
ただ、接点がない俺にとって少しだけ気になる相手という位置づけだったはずなのに。
今までは……