僕はしっかりと空遥を見据え言った。
 確実に…
彼は、私を上回る。

さぁ、
ゲームの始まりだ。

僕と君たちとのね…


それか…

「さて、
回復したことだし、
授業に出なくては。」

……
あれ?
まてよ?
「空遥。
皇龍の授業はどうした?」

何故ここにこれる。
ここは蝶桜女学院だろ?

純白の保健室。
見たようなものが多いここは、
蝶桜女学院のはずだ。

「休みにした。」

「へ?」

意味がわからなかった。
もう一度。

「授業は?」

「休みにした。
つまり、今日は休校だ。」

おいおい…
休みにしたって…

お前…
それでも皇龍の会長かよ…