********* 体が… 体のあちこちが痛む… あぁ… 無断外出してしまったのか… 自分がどういう状況かも 分かっている。 覚えている。 僕は、 苦痛に歪む"男"をみて気を失ったんだ。 あれは、いつかの思い出。 私の中から出てきた、 最果ての記憶。 「起きた?」 僕の目の前にいたのは、 昂ちゃんだった。 「もう終わったか? そろそろ僕も疲れたぞ…」 あれだかんな… 僕も疲れるんだかんな… 「も~少し遊んでから。」 … 「おい… 当初の目的はどうした!!」