「めい先輩!こんにちは」めい先輩は私が所属している演劇部の副部長だ。うちの部活は、三年生一人、二年生二人、私たち1年生が十三人。合わせて、十六人の小さ部活、活動は週三回、部室は図書館の隣の空き部屋。
「先輩誰が恋する乙女なんですか?」そう訪ねてみたが先輩と私以外に誰もいない部室、先輩のにやけた顔、これは私以外に考えられないじゃないか!「えっとちなみに私は‥」「恋愛しない主義なんででしょ?」私の声をさえぎって先輩は、言った。