「毎日一緒にご飯食べて、毎日一緒にお風呂入って、その後欠かさずヒナをイタダくのが、俺史上最大の野望デス!キリッ」




イイ顔して、ナニイッテンノ?
このバカは。


「なっ?!///
ナニを言ってやがりマスカ?!
そそそーゆー問題ではなく…」


いつものように耳まで真っ赤になった日向が、いつものようにワタワタと狼狽える。

が、流されてばかりもいられない。


「ちょ… 待って、待って!
ちゃんと聞きやがってクダサイ!」


『カワイー』なんて呟きながら妖しい微笑みを浮かべて身を寄せてくる由仁を、日向は両手で押し退けた。


「そ…そそそりゃ私だって、先輩と会えないのは…ゴニョゴニョ///
でも、先輩が先輩のしたいコトを諦めるのは、イヤです。
なので、ココも中間地点を模索しませんか?」


「…
どゆコトー?」


補食を阻止されて不満そうに唇を尖らせる由仁の前で、日向はフレミングの左手の法則型にした手を顔に当てて見せた。


「こんなカンジで『実に面白い』とか言って、持ち込まれたオカルト現象を解明していく人になるとか?」


マ●ハルか。