『由梨ちゃん…』
「はい…」
『会いたい』
「え…?」
『会いたいんだ…』
「あ、あの…」
どうしよう。
胸の鼓動が…。
「あ、会えないです…」
震える指を強く握りしめた。
『どうして?
この頃、いつお店に行っても由梨ちゃんはいないし。
担当者もいつの間にか変わってるし。
僕を避けてるの?』
「……避けてなんか、ないです…」
私だって本当は…。
『もう好きだなんて言わないから。
友達でいいから。それでもダメ?』
「社長が」
『え…?』
「社長が、気づいてます…」
『夏樹が…?
え…、まさか担当が急に変わったのって…』
「はい…。社長に担当を降りるように言われました。
だから、もう会えないんです…」
多分、もう二度と…。
「はい…」
『会いたい』
「え…?」
『会いたいんだ…』
「あ、あの…」
どうしよう。
胸の鼓動が…。
「あ、会えないです…」
震える指を強く握りしめた。
『どうして?
この頃、いつお店に行っても由梨ちゃんはいないし。
担当者もいつの間にか変わってるし。
僕を避けてるの?』
「……避けてなんか、ないです…」
私だって本当は…。
『もう好きだなんて言わないから。
友達でいいから。それでもダメ?』
「社長が」
『え…?』
「社長が、気づいてます…」
『夏樹が…?
え…、まさか担当が急に変わったのって…』
「はい…。社長に担当を降りるように言われました。
だから、もう会えないんです…」
多分、もう二度と…。



