どうしよう。
CM観ちゃったせいか、朝日さんと話したくなって来ちゃった。
CM観ましたって伝えたい。
ただそれだけ…。
それだけだから。
電話しても…いいよね?
出なかったら諦めよう。
私はスマートフォンを手にして、朝日さんの番号を出した。
震える指でボタンを押すと、すぐに呼び出し音が鳴った。
1回目。
2回目。
3回目…。
『はい』
で、出たっ。
「もしもし、あの…」
『由梨ちゃん?』
「ご、ごめんなさい突然。あの、CM観たんです。朝日さんが作った曲が流れてました。
すごいなって思って。
どうしてもそれが伝えたくて…。
ただ、それだけが言いたくて…」
やだ。私ったら一方的にしゃべったりして、恥ずかしい…。
『由梨ちゃん、あのCM観たんだね。今日から流れ始めたんだよ。
よく気付いてくれたね。一度しか聴いてないのに…。さすがだね。
嬉しいよ…』
朝日さん…。
忘れるはずないよ。
この曲だけは…。
CM観ちゃったせいか、朝日さんと話したくなって来ちゃった。
CM観ましたって伝えたい。
ただそれだけ…。
それだけだから。
電話しても…いいよね?
出なかったら諦めよう。
私はスマートフォンを手にして、朝日さんの番号を出した。
震える指でボタンを押すと、すぐに呼び出し音が鳴った。
1回目。
2回目。
3回目…。
『はい』
で、出たっ。
「もしもし、あの…」
『由梨ちゃん?』
「ご、ごめんなさい突然。あの、CM観たんです。朝日さんが作った曲が流れてました。
すごいなって思って。
どうしてもそれが伝えたくて…。
ただ、それだけが言いたくて…」
やだ。私ったら一方的にしゃべったりして、恥ずかしい…。
『由梨ちゃん、あのCM観たんだね。今日から流れ始めたんだよ。
よく気付いてくれたね。一度しか聴いてないのに…。さすがだね。
嬉しいよ…』
朝日さん…。
忘れるはずないよ。
この曲だけは…。



