My sweet lover

「由梨はすげぇよ。
あれだけの数の来賓の前でもずっと落ち着いた立ち振る舞いだったし、大事なポイントでちゃんと必要な挨拶もしてたし。完璧だったよ」


そ、そうかな?


そう言われるとなんだか照れてしまう。


「みんなに綺麗な人だって褒めてもらえて、俺は鼻が高かったよ」


「夏樹さんこそ。私の友達、みんなビックリしてたよ。すごく素敵な人だって」


中学・高校・短大時代の同級生や、部活の先輩や後輩など多数出席してくれたけど、夏樹さんの前だとみんなぽーっとして顔が真っ赤になっていた。


一番結婚が遅そうだと言われていた私が、友達の中で一番に結婚してしまって、みんなに随分驚かれたけれど。


ちなみに私の両親も弟も妹も、披露宴ではずっと緊張しっぱなしで、なんだかちょっと気の毒だった。


いまだに夏樹さんと話すのに、緊張している私の家族。


慣れるにはまだまだ時間がかかりそう。


ちなみに披露宴には、すでに日本に帰国していたありささんと、朝日さんも快く出席してくれて、すごく嬉しかった。


夏樹さんの大学時代の友人という事で、二人は同じテーブルだったけれど、久しぶりに再会した二人はなんだかいいムードだった。


夏樹さんが、あの二人は案外復縁したりしてな、と笑っていた。


でも、そうなったらいいなと思う私だった。