大きなビルが建ち並ぶオフィス街の一角に、俺は車を停めてある人を待っている。
大学のサークルで出会った、伊藤ありさという女性だ。
ありさの顔立ち、スタイル、雰囲気、声や話し方。
俺にはそれが全てツボで、ハッキリ言って一目惚れだった。
おそらくサークルの男連中の大半は、ありさに憧れていただろうと思う。
ありさは天然で、かつ優しい。
おとなしいがいつもニコニコしていて、あの子がいるとその場がとても和んでいた。
ありさの笑顔を独り占めしたかった。
その優しさを、俺だけに向けて欲しかった。
だけど俺は、ハッキリ好きだと告白する勇気もなくて…。
朝日に先を越されて、ありさは朝日の彼女になってしまった。
あの二人が楽しそうにしているところを見ると、胸が張り裂けそうだった。
イタリアへ留学すれば忘れられると思っていたのに。
俺の中はアイツでいっぱいで、消そうにも消すことなんか出来なくて…。
その子に、俺は今から告白しようとしている。
7年以上も抱えて来た、この秘めた思いを…。
大学のサークルで出会った、伊藤ありさという女性だ。
ありさの顔立ち、スタイル、雰囲気、声や話し方。
俺にはそれが全てツボで、ハッキリ言って一目惚れだった。
おそらくサークルの男連中の大半は、ありさに憧れていただろうと思う。
ありさは天然で、かつ優しい。
おとなしいがいつもニコニコしていて、あの子がいるとその場がとても和んでいた。
ありさの笑顔を独り占めしたかった。
その優しさを、俺だけに向けて欲しかった。
だけど俺は、ハッキリ好きだと告白する勇気もなくて…。
朝日に先を越されて、ありさは朝日の彼女になってしまった。
あの二人が楽しそうにしているところを見ると、胸が張り裂けそうだった。
イタリアへ留学すれば忘れられると思っていたのに。
俺の中はアイツでいっぱいで、消そうにも消すことなんか出来なくて…。
その子に、俺は今から告白しようとしている。
7年以上も抱えて来た、この秘めた思いを…。