片思い~叶わない恋~



「ふぅーー。間に合った」

「あいらが遅刻なんてめずらしいこと」
「準備に時間かかってね」
「あいらは身だしなみしっかりしてるもんね、清潔だし」


「髪の毛も綺麗だよね~!」
「長いから枝毛多くて大変よ?」
と笑いながら言う横顔はすごい綺麗

その顔が羨ましいよ~欲しいよ~

「みさも長いよね~枝毛とかって手入れしてる?」
「うち枝毛って初めて聞いた…なにそれ!」
「ええっ?!知らないの!?枝毛って言うのは毛先が痛んでてなんだろ…枝みたいになってるの!」
私説明下手だからうまく言えません…

「まぁ髪の毛が痛んでるってこと!」
「へぇ~、じゃあちゃんと手入れしなきゃだ!」
「うん、あいら様に教えてもらいなさい!」
「そうする~えへへっ、教えてください!」
「えーめんどくさいよ。」
「そこをなんとかっ!」
「んー…いいわよ!その代わり後でだからね!」
「うん!」
「あとなんかおごってもらおっ」
と言いながらふふっと笑うあいら
「えぇ~…わかったよぉ~…」
みさどんまいです…

「色々教えてもらってあいらみたいに可愛くなる!」
十分可愛いのにねぇ。

「おうおう頑張れ~!」
「私可愛くないけどね。」
「なーに言ってんの!男子に何回告られてきたのよあんた!」
あいかさん怖いです…
まぁでもあいらは容姿端麗だからモテる。

「わかんない!何回だろ。覚えていません」
「うーらーやーまーしーぃ」
「ちょっと!?なによその棒読みは!」
「え~?本当のこと言っただけですよぉー?」

あーまた始まった2人の口喧嘩てきなの。

学校に着くまでみさの隣で寝てよう