そして4人で歩いてるうちに学校に着いた
校門の方には人がたくさん集まってて混雑していた
あそこにクラス表あるのかな?
「うわー。多いね。うち人ごみ好きじゃないんだよなぁ」
私は人ごみが大嫌い。人酔いするし、すごいストレス溜まっちゃうんだよなー
だから東京とかだめだと思う。住んでみたいけど!
「わかるわかる!」
「あいらも?」
「うん。なんかさ前に進めないし、押されるし、疲れるじゃん。無理だわー」
あいらも無理なんだ!
好きっていう人どこが良いのかなぁ。
「そうそうそれー!足踏まれたりしたらイライラしちゃう」
「足踏まれたら私やり返すわよ」
と笑いながらあいらが言った
「怖い怖い!それはだめでしょ!」
「えー?だって~」
「まぁやりたい気持ちもわかるけどね」
「でしょ?」
「…あいらとみなみ、ずっと聞いてて思ったんだけどさ、なに人ごみについて熱く語ってんの?」
とまだ元気のないあいかが呆れた顔で言った
「だって人ごみ嫌いなんだもーん!」
「ね、超嫌だよね!」
と続けてあいらも言った
それにあいかは苦笑いして
「そっかそっか」
と言ってみさとまた話し始めた

