「みなみっ!起きてってば!みなみ!」
「んー、」
眠い…
「みなみってばっ!」
もう少しだけ眠らさせてー。
「起きろ!こんにゃろー!」
と言いながらみさにほっぺを叩かれた
「いてっ」
「やっと起きたー!もーどんだけ寝てるのー?肩が超痛いよっ」
ジンジンする。痛い。
別にほっぺ叩かなくても…肩揺すればいいじゃんかー
「てかみさ、声でかい。あと痛い。」
「私の方が肩こって痛いよっ!みなみが起きないのがいけないんだよ~!だったらもっと早く起きろ~!」
うーるせっ
でもここで反抗するとめんどいから
「あーはいはい、すいませんでした」
と謝る。
「素直でよろしいっ」
何様だよみさは。
と心の中でつっこんでみた
それにしても眠い。でも緊張はほぐれた
それはそれで嬉しいんだけどね
「酔ったー。吐くー。あと何分で着くんだよー」
と後ろであいかが言った
「あと15分くらいじゃない?我慢してー!吐かないでー!」
とあいらがあいかから少し離れて言ってる
「あははっまじやばいかも。」
あいか顔真っ青じゃん
まじでやばそー…
「あとちょっとだから!頑張って!」
「うん。まだ我慢できる」
「みなみーっあいかの顔が白いよーどうしよ!」
「まぁ今はそっとしといたほうがいいと思うよ~」
私は酔ってる時そっとしてもらったほうが楽だもん
「そっか!じゃああとちょっとで着くから頑張って!」
とあいらに言われて小さく頷いて口元を抑えている
大丈夫だよね?

