続・君と流れ星を。


「金曜から部活ですよね?部員入ってくれるかなぁ」



私たちの天文部は、海斗先輩が卒業してしまったから部員3人だ。

部として存続するためにはあと1人、部員が絶対必要なわけで……



「大丈夫だよ。紗奈がかわいいポスター作ってくれたじゃん」



「それに──」と先生は私の頭を撫でながら言葉を続ける。



「一応、対策は考えてあるから心配すんな」



先生がそう言うなら安心かも。

頭を撫でられると、何でも大丈夫な気がするから不思議なんだよね。



ガラッ



「樹くーん」