でも遥香の気持ちもわかる。
周りの人に睨まれたり…それが日常茶万事…。
私の“過去”に似てる。
「もう大丈夫!これからは私がいるから!私のことは莉愛って呼んでいいからね!」
そう言った瞬間、遥香の目から涙が流れた。
「あっあれ?私泣かせちゃった!?えっ、ど、どうしよう」
「ううん、違うの。今まで神龍の子以外、心を開けなくて…。
まだ莉愛とは知り合ったばっかりだけど
莉愛に心を開いている自分がいて。
こんな事初めてで…。だから嬉しいの」
そう言われると私も嬉しい。
心開いてくれてるなんて…。
これから少しずつもっと心開いてくれるといいな。
あんまり私のことについては探られたくないけどね…。

