美咲side

プルルルルルルプルルルルルル

10時過ぎ、家の電話がなった。

『もしもし、入江です。』

いつものように電話に出る。

『もしもし?ゆあです!』

『なーんだ。ゆあね!』

ふぅー。安心したぁ!

『そうだよー♪』

電話の向こうからは無邪気な声。

『で、どうしたのー?
もしかして、明日のデートの事??』

『えっ!なんでわかったの??』

すごい、驚いてるし笑
そりゃ、何年、ゆあの親友やってきたとおもうの!笑

『明日、絶対にくるんだよ?』

ゆあはうちに絶対に行きたくないなぁとかぼやこうと思ったでしょ?

行かないとか絶対にさせないんだから!

そう、思っていると

『わかった…いくよ。』

と、か細い声が笑

ま、分かったんだったらいっかな。

『じゃあ、明日のために早く寝てね!あした、遊園地だからね♪』

『えっ!そうなの?聞いてないしー!!ま、いっかな。おやすみ♪』

『はーい。おやすみ♪』

そうやり取りして電話を切った。

うちが思うに絶対にゆあはなんだかんだ石垣の事好きなんだよなぁ…

石垣もゆあの事好きみたいだし
早くくっつけばいいのにー!

だって、なんだかんやでもう、高2の夏?ぐらいだよ。

二人は何年うだうだしてるの?って感じだね♪

ま、明日に期待するか!

明日の支度してねよ。

美咲side―end―