部屋に戻ると夏向がいた。

『またあ。勝手に入って!』

『別にいいじゃん。』

夏向が言う。
もうっ。一応、女子の部屋だからね!

『あのさー。あした。空いてる?
祝日じゃん?デートしない?』

『えっ!空いてるけどデート?』

『うん!るいがWデートしよだって。』

『じゃあ、みさもいるのか…なら。いいかなぁ、、』

『じゃあ、決定ね!明日の10時に、俺が迎えに突撃するからー!よろ!』

なんだそりゃ!
軽いんだよね、夏向のやろう!!
お前はちゃらおか!?
もー、しょうがない。

『はいはい!じゃあね。』

『えー?もう、おいかいしちゃうわけー?』

わたしは夏向を適当に追い返してから
みさに電話を、かけたのだった。