だけどある日。 私の世界は突然変わったんだ。 私の狭かった世界に、優くんは入ってきたんだ。 ほんとに驚いた。 放課後の夕日に照らされて。 まるで、神様が私になにかを届けてくれたみたい。 私がなくしたすずらんを持って、優くんは窓からこの教室に入ってきた。 そして、教室に飾ろうと思ってたすずらんを私に返してくれた。