それにね? おばあちゃんが歌好きな私のためにって、いつも弾いてくれていたピアノ。 それがこの学校の物置の教室にあったの。 誰にも使われてない1人ぼっちの教室。 なんだか似てるなって思って近づいただけの教室の中にあったんだ。 大きなグランドピアノがただ1つ。 今では歌が歌えない私…。 大好きな歌さえも失った私に、おばあちゃんがくれたピアノの音色。 それがこの学校でも奏でることができる。 私はこの学校で、楽しみを1つ見つけれた。 ただ平凡に過ごせると思ってたよ。