【完】君ノート





私は、生きてていいの?


この世界にいていいの?



2人をつなぎとめれなかった私は……いったい何…?




つぎつぎと押し寄せてくる不安につぶされそうなった。




「花音!!」




優くんの声が、私の名前を呼ぶ。



私は……花音だ。





「優く……っ」

名前を呼ぶ前に、


優くんは、私をギュッと抱きしめた。



「弱気になるな!
花音の声を失くさせはしない。
俺がずっと、そばにいる」