……私は、 私は……優くんが好き。 こんな遠くじゃ、嫌だ。 優くんの後ろ姿じゃ、だめ。 優くんの隣で、優くんの横顔を見て、 私の声で、私の想いを伝えたい。 そう思ったとき、リレーは終わっていて、優くんたちのクラスが優勝していた。 汗をかいて嬉しそうに笑う君は、私にとって眩しい存在。 君の笑顔を、私が1番近くでみたい。