【完】君ノート





──ガラッ。


突然、教室のドアが開いた。




「あの、涼太先輩」



「…あっ!沢田……!」



噂をしてたら、まさかの沢田登場。


涼太はドアのもとにいる沢田のもとへと行く。




「明日、体育祭なんで、今日は部活ないそうです。
それだけ伝えに来ました」



「おう!サンキュ」



「それじゃ、失礼します…」




最後にドアを閉めるとき、一瞬目が合った。




あいつが花音を…。