「まぁ、もうお帰りになられるの?」 おばあちゃんは、名残惜しそうにそう言う。 「はい!長居しても、迷惑なだけですし」 優くんはただそう返しただけだった。 そんなことないのにな。 なんて、私は思ってる。 「ふふっ。花音ちゃんが最近、楽しそうに学校に行っていた理由が分かったわ。 優くんのおかげなのね」 優しく笑いかけながら、おばあちゃんは私を見てきた。 急に話をふられてびっくりしたけど、私はコクンと頷いた。