【完】君ノート





「てゆーか水は、俺も花壇でぶっかけちゃったじゃん?
だから、おあいこ!!

気にすんな。なっ!」




優くんの大きな手のひらが、私の頭をポンポンって撫でた。






胸がキュンっと苦しくなる。







ねぇ優くん。


そんなに優しくしないで。
















…好きになる。