「俺はいいから、早くおばあさんのおでこにタオル当ててあげて? ちょい、服乾かしに外行ってくるわ!」 そして優くんは笑ったまま、私を置いて縁側の方まで行ってしまった。 私は急いで新しいタオルをだし、 おばあちゃんの額に水をしぼったタオルを当てて 濡れた床を少し拭くと 大きめのバスタオルを持って優くんが座ってる縁側の方まで行った。 もちろん、気持ちを伝えるためのノートも持って。