台所で、ぐったりとした様子で倒れているおばあちゃんが… 私の目の前にいた。 私は急いでおばあちゃんのもとへ駆け寄る。 「………っ!!」 声が出ない。 〝おばあちゃん!?どうしたの!?〟 そう声をかけたくても、声なんて出なかった。 どうしよう…。 おばあちゃんがっ!! 私…何もできない…! 誰かに助けを求めるための、声もない…! 誰か…助けて!! おばあちゃんを…助けてっ!!