でも。

そんな温かい太陽を、ひまわりは見つめていたいんでしょ?




私もだよ。


私も、優くんをずっと見ていたい。




笑ってる、優くんを。






「………」





風が吹くと、ひまわりが揺れた。




私は手で額の汗をぬぐう。


空を見上げると、真っ青な空の中、太陽が私を見つめてる。





そろそろお昼の時間だ。