Snow Love. ~大好きなキミへ~



翌日、私は光莉ちゃんと一緒に、そわそわしている愛花ちゃんのもとへと向かう。


昨日のことは、あまり深く考えないことにした。


私はなにも見てないし、なにも知らない。


そうすることに、決めたんだ。


「ねぇ、愛花。緊張してるでしょ?」

「……っ、別に、緊張なんてしてないし」

「あははっ、そんな真っ赤な顔しちゃってー。全然説得力ないよ?」

「………光莉、うるさい」


真っ赤な顔で俯いている愛花ちゃんを楽しそうにからかう光莉ちゃん。


「でも、そろそろだね。白瀬くんの部会が終わるの」


私がそう言うと、愛花ちゃんはもっと頬を赤く染めながら、スクールバックの上に顔をボフッと埋める。


そう、今は陸上部の部会が終わるのを待ってる最中。