「あー、陽乃!おはよう!」 校門を少し過ぎたところで、誰かが私の肩をポンッと叩く。 誰だろう? そう思って振り向くと、にこにこした笑顔で立っている光莉ちゃんがいた。 「もー、びっくりしたじゃんか」 「ごめんごめん。陽乃の姿見つけたからさ、ここまで走ってきちゃった。陽乃に早く会いたかったから!」 光莉ちゃんは私の顔を見ると、少し照れたような笑いを浮かべる。 その拍子に少し強い風が吹いて、私たちのスカートがふわっと上がった。 「きゃっ」 慌ててスカートを押さえる私たち。