愛花ちゃんは162センチ、光莉ちゃんも 156センチあって、私とは酷なことに 10センチ以上も違うんだ。 完全に不公平だよね。 なんで同い年なのに、こんなに差がついちゃったんだろう………。 本当につらいよ、小さいって。 そう思って、ガックリと肩を落とした時。 「あーーー!」 耳がキィーンと鳴るくらいに大きな愛花ちゃんの声が、学校の廊下に響いた。 「な、なに?」 「どうしたの?愛花………」 いつもおっとりでほんわかとしている光莉ちゃんも、今回はさすがにびっくりしたみたい。