優妃の髪の毛は、夕焼けでキレイなオレンジ色に染められている。 「葉月はすげーよ。俺、本当に葉月のこと尊敬してるんだ」 「そ、んな………」 「本当だよ。嘘なんかじゃない。それに……もし葉月がバレーをやめたくなったなら、やめればいい。だって俺は、バレーをしてる葉月も好きだけど、それ以上に葉月自身が好きだから」 ………自分の胸の奥が、トクンと小さく鳴った。