美形生徒会長様をハントせよ!

藍ちゃんとおしゃべりしてるとさっきまで会長のチームがリードしてたが同点だ。くぅ。決勝戦はハードだな、こんにゃろ。写真を撮っている場合ではない。

私は貴重な酸素を沢山吸って叫んだ。






「かいちょぉぉぉぉぉおおおお!!!!頑張れぇぇぇえええぇえ!!!!ついでに先輩もぉぉおおぉぉお!!」



私の大きな声に気づいたのか会長はこっちを見た。いつものように呆れた顔をしたけど、いつもより少しだけ優しい顔だった。


先輩も気づいて手を振ってくれたので振り返しておいた。

がんばれ、二人とも!