まぁそんな渚を黙ってみることの出来ない奴が居る。


言うまでもないか。


「ななな、渚!その目ダメ!思春期の男子にはダメ!」


一がそう言うと渚はフラフラしながら立ち上がり、一の目の前に立った。


「おぉ!渚!やっぱお兄ちゃんが一番ってか!?よしよし。やっぱ家族だしn「…るっせぇ」…え?」


旬のような言葉遣いで、さかも胸ぐらを掴み言い放った渚。

一も動揺しているようだ。


「あの、渚ちゃん?」

「…うるせぇんだよ。思春期が何だって?てめぇの頭が思春期だろ。その発言が思春期だろ。中学生か。…チッ。25のおっさんが」

「渚…?」

酔ってる…。


「お兄ちゃん色々と傷ついた。でもおっさんが一番傷ついた…」


そんな一に「キメェ」と渚が言い放ち、一は戦闘不能になった。