休憩時間、和菓子をつまみながら雑談。


「先輩はもっとスマイルした方が良いと思います」

いかにも不機嫌ですって顔してるし。

「元からこんな顔してんの。生まれ持ってイケメンなの、渚ちゃんと違って。ごめんね?イケメンで」


ははははははは。何だろう。すげーむかつく。

「…殴りたい」

「落ち着いてください」

「涼くんはムカつかないのか!?」

いつも冷静だけどたまには爆発しようよ!脱冷製パスタしようよ!


「鶴来に殴られると病院送りじゃ済まなさそうですしね」

「カカッ!一気に棺桶ってか!!」

「え?私の拳は一発で人を殺めるような力を秘めてんの?初めて知ったよ。だから殴らせろ」


「ちょ、目がマジだ。ごめん、俺が悪かった。すまん、プリティーフェイス渚」

「うむ。わかればよい」


「…単純ですね」