送信

【な、なんでだよ~】

受信
【メールを送ったらお前の命に最もふさわしい時間が言い渡される。そして例えば十日だったら十日後におめーはカンセンする。】

送信

【カンセンって?】


受信
【分からない。
そしてお前が俺にメールを送った時点で俺らにはタイムリミットが近付いてる。】

嘘…だろ。


「いやぁぁぁぁぁ!」

突然聞こえたのは麻美の叫び声


「どうした?」


「私は…今日死ぬ。」
「え。?」



恐怖で震える麻美。

俺は麻美からケータイを奪い、画面を見る。




【タ】

《次へ》

【イム】

《次へ》

【リミット】



カタカタカタ…

可愛らしいストラップが俺の震えで揺れる。


麻美が…






麻美が…