明日も明後日も






ついにやってきた放課後






「波留ちゃぁぁあん」




…………!!!

恥ずかしいからそんな呼び方しないでよ……


ほらほら、周りの女子からの目線が…





あたしは口パクで『行く行く!』って伝えた




「遅いよお」



だから語尾に“お”を付けないでよ



かわいいって思っちゃうんだから……!






ちょっと顔を赤らめながら蓮哉くんが待ってる方へ向かった








カフェへ向かって歩いているあたしたち








告白か……

蓮哉くんの周りには女子がいっぱいだから、振られるに決まってる



あたしもその女子の中の一人なんだから
友達としか見てくれてないよね





でも、このままうじうじしてるのも嫌だし、


振られたら、スッキリできるかもしれない





「今日はありがとな、付き合ってくれて」




なんて言いながらアイスを食べてる



いまからカフェなんだけど………




って、口についてるし

かわいい………






「アイス、口についてる」






















「ははっ、俺よく口につくん「好き………」」












「あたし、蓮哉くんが好き」



















「先、越されちゃったな」










口にアイスをつけたままの蓮哉くんが、そう言った






「波留ちゃん、俺より先に言うとか反則だから」




「えっ………」





意味が分からない



先に言うって?

反則って何?





「今日、告白するつもりで波留ちゃん誘ったんだ」



「うそ………」



「嘘なんかつかないし


本当はカフェなんて行く予定じゃないから。

波留ちゃんと帰りたくてさ」



「なにそれ……

蓮哉くんこそ反則だよ
そんなかわいいことして



アイス、まだついてるから」



「じゃあ、取って?」




蓮哉くんが「ん」と自分の顔をあたしに近づけてきた




「自分でとれるでしょ」


「波留ちゃんに取ってもらいたいの

ほら、速くう」




ずるい…

またかわいいって思っちゃったじゃん





「じゃあ、目瞑ってて」











ちゅっ