はな…よめ??


不覚にも、その言葉に頬を赤らめてしまった。


しかも、同じ高さで見ると触角やらペイントを抜けばフツーにカッコイイ。


「…あの…、花嫁って意味知ってます?」


「…俺のパートナー。」


「そ…そうそう。
貴方、宇宙人。あたし、地球人。どーう、考えてもムリ。」


ここは、顔のカッコよさにつられずに…。


きちっと、プロポーズ?をお断りしよう。


あたしの言葉に宇宙人は、しばらく考え込んでる。


「ね?ほら、ムリで…」


「ムリじゃない。大丈夫。胸、二つでも大丈夫。」


…っ!!


お前の問題はそこかあ!!


あたしは、宙に浮いたまま暴れまくる。


「っ離せっ!!宇宙人!!」