*ちぇりーダーリン*

あたしが…リョーヘイと…??


ど…どうしたら…。


「カナキ。
…したい」


リョーヘイはメガネを外した。

ドキッ…。


また、心臓が騒ぎ出す。


「…う…ん。」


小さく返事をした。


リョーヘイは、
にこっと笑って
あたしに甘いキスをした。


「あー。お兄ちゃん達
ちゅーしてるー。」
「こら。
見ちゃだめよ。」


耳に入ってくる声に
恥ずかしくなってくる。


ちょっと…
リョーヘイ長い…。


「んっ…リョー…ヘイ…。」


あたしは、
リョーヘイの胸を押した。


だって、苦しいんだもんっ。


キスなんて初めてだしっ。


てゆうか、これ、あたしのファーストキスじゃない!?