いきなり…キス!?


「えっと…。あれ??
‘キス’ってどうするんだったっけ??
前に勉強したのになー。」


リョーヘイは、あごに手を置き考え出した。


リョーヘイの身体が、あたしから離れる。


「ねぇ。
‘キス’ってどういうのだった??カナキ、わかる??」


それ。あたしに聞くの??


っていうか、何で勉強したのよ。


キスのルールなんて書いてあったの!?


「う~ん。」


リョーヘイは、かなり考え込んでる。


そんなにキスについて、考えられるとこっちが恥ずかしいんですけど…。


あたし、顔が熱くなってきた。